
何かを良くしたい、変えたいと思ったとき、全てのスタート地点はたった一つのシンプルな問いかけです。
それは、「で、自分はどうしたいんだっけ?」ということです。
新しい企画やアイデアというのは、いわば「料理」と似ています。
「あの人においしいものを食べさせてあげたい!」という作り手の想いが、最高のスパイスになる。
この想いがなければ、どんなに高級な食材を使っても、人の心を動かす一皿は作れません。
ところが、多くの打ち合わせではどうでしょう。
「うちの会社のキッチン(状況)は狭いし」「使えるお鍋(予算)はこれだけだし」「使える食材(人材)も限られてるし」と、作れない言い訳から始めてしまいがちです。
そんな話し合いでは、斬新なレシピが生まれるはずもありませんよね。
参加しているみんなも、だんだんお腹が空く(やる気がなくなる)ばかりです。
大切なのは、「なんとかして、この状況を良くしたい!」という、心の底から湧き出るエネルギーです。
まず、あなたの「こうしたい!」という気持ちを、一番大切にしてみませんか?